教師の日

 多くの国々で「教師の日」や「教育の日」が定められていますが、10月5日はユネスコによって定められた「国際教師の日」になっています。子どもたちの幸せな未来のために熱心に教育活動に従事している先生たちに尊敬と感謝の念を示しつつ、この日を共に祝いたいですね。
 私は長年にわたってルーマニア語を学んできましたが、この間多くの先生からお世話になりました。「教師の日」に当たり、心から感謝申し上げます。

アンゲル・ミハエラさん(Anghel Mihaela)

 彼女は私の最初のルーマニア語の先生です。私のルーマニア旅行を四回お世話してくださいました。BとV、LとRの発音の仕方を熱心に教えてくださったのが一番の思い出です。でも私はいまだにそれらの発音がうまくできません。

マリア・スーチウさん(Maria Suciu)
 マリアさんはスカイプによってニ年間にわたり私にルーマニア語の文章表現を教えてくださいました。彼女のご指導の結果、私の作文集は『青春の思い出』と題する作品に結実しました。

山田エリーザ先生(Eliza Yamada)
 エリーザ先生は武蔵野ブラショフ市民の会が開講しているルーマニア語教室の先生です。私は2013年に埼玉県に引っ越し、その年からこの教室に参加しました。ルーマニアの小学生用の教科書を使いながら勉強しています。先生は私のルーマニア語コンクール出場に際し、丁寧に原稿チェックをしてくださいました。毎年先生が開催してくださるクリスマスパーティーではコリンデ(クリスマスソング)を歌って祝います。

鈴木信吾先生
 2013年から2020年まで東京外国語大学で鈴木先生のルーマニア語講座を市民聴講生として受講し、『ドムヌル・ゴエ(Domnul Goe)』『ルチェア・ファルル(Luceafărul)』『失われた手紙(O scrisoare pierdută)』などルーマニアの代表的な文学作品を講読しました。鈴木先生は『ニューエクスプレスルーマニア語』の著者でもあります。

ダニエル・ベレシュ先生(Daniel Bereș)
 JRBA(日本ルーマニアビジネス協会)が開いているルーマニア語講座の先生です。私はこの講座に2014年から二年間参加しました。ここでルーマニア語俳句について学び、ルーマニアの俳諧・俳句研究家と知り合うきっかけになりました。ダニエルさんの所属するJRBAはルーマニア大使館と共にこれまで五回ルーマニア語コンテストを開催していますが、ダニエルさんはそのコンクールの実質的な責任者です。私はそのうち三度コンクールに出場しています。

二ノ宮クリスティーナ先生(Cristina Ninomiya)
 クリスティーナ先生が講師を務める「ルーマニア語勉強会」に2015年から参加しました。2020年にコロナ禍の影響でグループ学習が困難になり、現在はオンラインレッスンで個人的に(生徒二人で)ご指導いただいています。先生はルーマニア法務省公認通訳者・翻訳者の資格を持っておられ、希望者にオンラインレッスンを実施しています。

コルネリア関口先生(Cornelia Raluca Sekiguchi)
 コルネリア先生は外務省ルーマニア語講師、成蹊大学ルーマニア語講師、東京外国語大学ルーマニア語講師を務めておられます。2020年から親交を結びオンラインで個人レッスンを受けるようになりました。彼女は『日本語ルーマニア語辞典」の編纂事業を進めており、私もその事業に参加しています。

 他にも、シルビュー・ディヌレスクさん(Silviu Dinulescu)、ミハエラ・コンスタンチンさん(Mihaela Constantin)、飯森伸哉先生にも多くのことを教えていただきました。改めて深く感謝申し上げます。

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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