ルーマニアの詩・第2回

そして、もし日中...     ミハイ・エミネスク
Și dacă de cu ziua” Mihai Eminescu
 
Și dacă de cu ziua se-ntâmplă să te văz
Desigur că la noapte un tei o să visez,
Iar dacă peste ziua eu întâlnesc un tei
În somnu-mi toată noaptea te uiți ochii mei.
 
『そして、もし日中・・・』 ミハイ・エミネスク
 
そして、もし日中あなたに会ったら
もちろん僕は夜に菩提樹の夢を見るだろう
また、もし日中菩提樹に出会ったら
僕が眠っている間一晩中あなたは僕の目を見つめるだろう

 (コメント)
エミネスクには菩提樹を歌った詩がたくさんあります。ウェルテルが太陽を見上げながら「おお、僕のロッテ!」と呼びかけたように、エミネスクは菩提樹を恋人に見立てて「おお、僕のヴェロニカ!」と呼びかけたのでしょうか?
ヤシのコポー公園には彼の彫像と一緒に「エミネスクの菩提樹」と呼ばれる菩提樹があり、毎年多くのエミネスクファンが訪れます。

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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