第1回ルーマニア旅行の思い出・その14

シギショアラの時計塔 2005.8.3
 
 シギショアラはカルパチア山脈の山懐にあります。12世紀にドイツ人によってつくられた町だそうです。その当時の中世の面影を残した町並みは、そのまま世界遺産に登録されています。
 私たちは旧市街の入口に車を停め、町を散策しました。お土産屋やホテルやレストランがたくさんあり、一大観光地であることがわかります。
 屋根のついた長い階段を上っていくと山上教会にたどり着きました。その丘からは美しいシギショアラの町が一望できました。
 教会を一巡りして広場に戻ると、時計塔の時計がちょうど19時を指し、鐘が鳴り、からくり人形が楽器を叩きました。偶然にそのような時間に巡り合わせてとても幸運でした。
 シギショアラの町外れにホテルヨーロッパというモダンなホテルが見つかり、その晩はここに一泊しました。夕食時にミキとアリンがまた言い争いを始めましたが、今はその理由が明らかなので私は驚きません。ただミキが日本人と結婚して幸せになれるのか、こんなに愛してくれるアリンと結婚した方があるいは幸せではないのか、私は何度もそれを考えましたが、私には答えは見つかりませんでした。

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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