ブカレスト・国立美術館 2005.8.6
8月6日(土)6時に起床。洗面をし、ミキが干してくれていた洗濯物を取り込みました。二つのバッグに荷物を整理して詰め込み、二つの財布を改め、ドルの残高とレイの残高を確認しました。妻の心づくしの梅干しはもう食べ尽くしていたので、薬袋からセーロガンを取り出し、ミキが置いてくれたベッドの脇のコップの水でそれを飲みました。
9時過ぎに4人でピテシュティを出発。「私は電車で行くからだいじょうぶです。」と言ったのですが、彼らは「電車は危ない。私たちはあなたがホテルに入るまでお世話します。」と強く言うのでお言葉に甘えることにしました。
ピテシュティとブカレストは高速道路で結ばれていて、110キロの道のりです。途中ブカレストの入口にあるメトロという店でワインのお土産を買いました。ワインは6本、すべてミキのお薦めのものを買いました。
ブカレストに着くと真っ先に国立美術館に向かいました。アリンとミキと訪問する最後の見学地です。宮殿が美術館として使われているだけあって、その建物のすばらしさにはうっとりさせられました。大理石が至る所に使われ、立派な絨毯が敷き詰められています。静謐な館内を私たちは順路に従って巡り、たっぷり時間をかけて見学しました。イエスやマリアの宗教画が多く、彫刻や塑像もありました。私は記念に美術館に展示されている絵画の絵画集を買いました。
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