おとぎの国・ブラショフ 2005.8.2
ずっと夢に抱いていたブラショフの町。私たちはスファトゥルイ広場の喫茶店でコーヒーを飲みました。周囲の家々はすべて赤い屋根と黄土色の壁に統一され、とても色彩豊かです。町行く人々もみな美しく見えます。路上にアンブレラをかざしたカフェやレストランが立ち並び、家族や恋人やグループが楽し気に話をしながら食事をしています。広場にはたくさんの鳩が群れています。
「ルーマニアは美しい国ですね。」と私はミキに言いました。アリンはさっき国民の大半は貧しいと言ったばかりですが、そしてそれはきっと事実なのでしょうが、目の前のブラショフの町の美しさや町の人々の幸せそうな表情はそのことばを信じがたい気持ちにさせました。
コーヒーを飲んだ後、ぶらぶら散歩しながら広場の近くにある黒の教会やスケイ地区にある聖ニコラエ教会を見学しました。
二つの教会を見学した後、またスファトゥルイ広場に戻り、レストランで夕食を食べました。私のメニューはママリガ、ポテトフライ、チョルバ・デ・ブルタ、野菜サラダ、キューリのピクルス、ビール。とてもおいしくてしかもボリューム満点。満ち足りた夕食でした。夕焼けに染められたブラショフの町が絵のように美しく見えました。
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