第1回ルーマニア旅行の思い出・その15

クルレア・デ・アルゼシュでの約束 2005.8.4


 13時30分にクルテア・デ・アルゼシュの町に入りました。私たちはこの町で教会と修道院を見学しました。とても美しい立派な教会です。

 アリンは車にとどまり、商売の話なのでしょうか、電話をしています。私はミキと二人で教会に入りました。

 ミキは入るなり大天使ミハエルの前で十字を切り、祈り、大天使の手に口づけしました。ミハエルはミキの守り神なのだそうです。それを聞いて私も十字を切って彼女のために祈りました。彼女が本当の幸せをつかむようにと祈ったのです。ミキが何を祈ったのかと聞くので「私はあなたの幸せを祈りましたよ。」と答えると彼女は微笑んで、「ほんとうに、私の結婚式に来てね。ほんとうによ。」と言いました。「ああ、喜んで。」と答えると、ミキは「ねえねえ、約束して。日本の約束の仕方で。」と言って、自分の小指を私の小指に絡めてきました。そこで私は童謡の節をつけて、「約束しましょ。嘘ついたら針千本のーます。きーめた。」と約束の呪文を唱えて指切りをしました。

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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