"Amintiri dintinere" 序文・その4

 関口コルネリア先生から書いていただいた序文の一部を紹介します。


 彼は習得したばかりの外国語でこれらのページを書くことによって、短詩形文学である短歌の形式の呪縛から学生時代の懐かしい思い出を解放し、彼のロマンチックな過去を復活させました。彼の懐かしさと憧れのこもった青春時代の心情を描写する助けとなるできるだけ正確で流暢な表現を身につけるために、彼は再び学生になり教室に戻りました。彼は、さまざまな人々の支援を求め受けとりながら、さまざまな学習方法に取り組みました。 

 私自身、佐藤さん本人の中に私が添削した『青春の思い出』の本文中に感動的に描かれたあの学生の人物像を再発見しました。新しいできごとに少し逡巡しつつも冒険するところ。自分を内面的に成長させてくれるのに役立つものに向かって傾注し、知識を熱望するところ。そして今自分がしているすべてのことを通して、学生時代と同じような時折内気さが顔をのぞかせるあの大胆さで表現し続けているところ。 



ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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