§2.気を失ってしまった! 2010.8.2

 8月2日(月)快晴。7時に起床し、朝食を済ませて、8時半にチェックアウトし、ロビーでコーヒーを飲みました。  

 ホテルからバスに乗り、成田空港に10時前に到着。12時搭乗開始。12時25分出発。12時50分離陸。  

 昼食が運ばれてきた時、私はビールを飲みました。飛行機の旅では飲食物のサービスが楽しみの一つです。またしばらくするとドリンクのサービスがありました。私はその時白ワインを飲みました。ところが4時頃になって、私は何だか気分が悪く感じてトイレに立ちました。客席の間の通路を辿って乗務員のいる辺りまで歩いたのを覚えています。  

 ふと目を覚ますと、私は3人のスチュワーデスですから囲まれて床に横たわっていました。私はふらふらして気を失ってしまったのです。「高度が高くなり、気圧が低い状態ではよく起こる症状です。」とスチュワーデスの一人が言いました。 見知らぬ人が、「あなたの名前は?」「今日は何月何日ですか?」と尋ねました。私がその二つの問に答えると、「大丈夫です、意識はしっかりしていますから。もうしばらく安静にしてあげてください。」と言って立ち去りました。後で聞くとその方は偶然乗り合わせた内科のお医者さんだったそうです。もう一度丁重にお礼申し上げたいのに、私はその方がどこのどなたなのかもわかりません。(ほんとうにありがとうございました。)

 私が「もう大丈夫です。」と言ってもスチュワーデスは「しばらくここにいなさい。」というばかりでした。しかも私の座席は乗務員席のすぐ前の客の座席と交換されていました。ほんとうにとんだハプニングでした。こうして多くの人に守られながら、現地時間17時35分、私はようやくミュンヘンの空港に到着しました。もっとも、機内ではアルコールを決して飲まないと決心するはめになってしまったわけですけれども。

 ミュンヘン空港のそばにはホテルが一つありますが、200ユーロはあまりに高いと思って、ミュンヘンの町にホテルを探すことにしました。空港内のインフォメーションで80ユーロほどのホテルを紹介され、タクシーで向かいました。すると、なんと町まで40キロもあり、ホテルまで片道60ユーロほどかかりました。ということは明日のタクシー代を含めると・・・・。総額で200ユーロほどかかってしまうので、少しも節約にはなりませんでした。(がっかり!)でもミュンヘンの町並みを見られたのだからよかったのだということしようと自分に言い聞かせました。 

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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