8月3日(火)快晴。6時半に起床し、シャワーを浴び、朝食をとって7時半にホテルを出ました。ルフトハンザLH715便で9時25分ミュンヘン発、12時クルージュ・ナポカ到着。 トゥルグ・ムレシュに住むマリアさんが空港に迎えに来ているはずです。私はマリアさんに目印として私の服装を知らせていました。
「私は大小二つの青い手荷物を持っています。白いシャツ(tricou)と黒いズボン(pantaloni)をはいています。頭にはラクダ色の帽子(pălărie)をかぶっています。」
するとマリアさんは「あなたをきっと見つけることができるでしょう。そんなにたくさんの条件が重なる人はいないでしょうから。」と言ってくれました。
ところが、空港に降りたときです。M-am pomenit fără pălărie! (私はいつの間にか帽子を落としていた!)私はミュンヘンのホテルの部屋のスタンドライトのてっぺんに帽子を置き忘れてきたことに気づきました。条件が一つ減ってしまったので、マリアさんが私だと気づいてくれるか少し心配しました。
出迎えの人々のごった返す待合室に出ると、右手を軽く挙げ、にこやかに迎える女性がいました。マリアさんでした。彼女はドイツ製の新車に乗せて私を案内してくれました。
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