”Amintiri din tinerețe” 序文・その2

 私のルーマニア語の先生関口コルネリア先生から序文を書いていただきました。長い序文なので抜粋してその一部を紹介します。


 佐藤芳則さんは山形県に生まれ、63歳で退職するまでそこで暮らしました。彼は古典文学を専攻する県立高校の国語の教師でした。彼の愛好する文学作品には紫式部の『源氏物語』や松尾芭蕉の『奥の細道』が挙げられます。

 2007年3月、彼は南都隆幸氏が開いたルーマニア語のディスカッションフォーラム上に学生時代の回想録のいくつかを書き始めました。この投稿は1年1か月続き、彼が『青春の思い出』と名づけた131のエピソードとして具体化しました。彼が学生時代に創作し長年にわたって大切に保存してきた短歌の作品が彼の最も重要な瞬間をはっきりと思い出すのに役立ちました。

 2008年4月、彼はトゥルグ・ムレシュのマリア・スーチウさんと知り合いになりました。彼女は二年間彼の執筆が完了するのを手伝い、彼の間違いを訂正するだけでなく、彼の単純でぎこちない文章を練り上げ、彼に新しく美しく示唆に富む表現を教えました。心のこもったこの女性の世話の下で、作品は再構成され、エピソードは131から116に整理されました。

ルーマニア館

遥かなる東欧の国ルーマニアに魅せられた私の館『ルーマニア館』は『ルーマニア愛満載館』です。

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