私の学生時代の思い出をルーマニア語で書いた回想記“Amintiri din tinerețe”(『青春の思い出』)を12月12日に出版しました。
この本はルーマニア語の勉強を深める目的で始めた作文をまとめたものですが、多くのルーマニア人から教えをいただきながら長い歳月をかけた末にようやく完成しました。大学のサークル活動、アルバイト、東北一周旅行、京都への一人旅、下宿生活、大学紛争、教育実習、採用試験、卒業論文の思い出など116のエピソードが収められていますが、全編を貫いているテーマは叶えられることのなかった初恋への哀惜の思いです。
編集は関口コルネリア女史、表紙は小笠原イルディコ女史がデッサンしました。また前書きは関口コルネリア女史、後書きはヴェロニカ・キム女史が書いてくださいました。
日本にお住まいのルーマニア人、モルドヴァ人からの問い合わせを多数いただき、100部限定出版だったため、ご希望のあった方々への頒布は三週間で終了しました。
なお今後ご希望される方にはPDFでの頒布を検討しています。
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